声帯3Dシミュレーター:声帯と喉の筋肉の動きを3Dで見る
Larynx Simulator(ラリンクス・シミュレーター)は、声を出すときの喉の中を3Dで見られる、無料の声帯3Dシミュレーターです。音の高さと発声のしかた(地声・ミックス・ヘッドボイス・ファルセット)を選ぶと、喉頭の軟骨や筋肉がどう動き、声帯がどう振動するかを確かめられます。ボイストレーニングのレッスンで、生徒さんに喉の中のしくみを見せながら説明するために作りました。
できること
- ドラッグで360度回して、拡大・縮小できます。「正面」「横」「後ろ」「上から」のボタンで向きを切り替えられます。
- 音の高さを上げると、輪状甲状筋が甲状軟骨を前に傾け、声帯が前後に伸びて薄くなる様子が見られます。
- 働いている筋肉ほど赤く光り、速く明滅します。左上のバーで、筋肉ごとの働きの強さもわかります。
- 「声帯アップ」では、声帯を上からのぞいて、振動を1/50〜1/1000の速さで見られます。声帯の後ろ側を閉じて前側だけを振動させる「声帯削減」も色で分けています。
- 第一換声点・地声の上限・ヘッドボイスの下限を自分の声に合わせて設定できます。「つなげる(歌)」では、地声からミックス、ヘッドボイスへなめらかに移る様子を見られます。
- 「音を出す」で、声に近いやわらかい音が鳴ります。スライダーを動かすと、途切れずに音程が移ります。
- 「外の筋肉」で、胸骨甲状筋・甲状舌骨筋・胸骨舌骨筋など、喉頭を外から支える筋肉も表示できます。
使うときの注意
このモデルは、一般に説明されている発声のしくみを、見てわかるように表したものです。筋肉の働きの強さや声帯の動きは目安で、実際の測定データではありません。人によって、また歌い方によって大きく変わります。喉の痛みや声の不調があるときは、耳鼻咽喉科を受診してください。
解説ガイド
喉頭の軟骨と筋肉の名前、高い声が出るしくみ、換声点と声帯削減、ファルセットの特徴などを、ガイドでくわしく説明しています。
3Dデータについて
骨・軟骨・筋肉の3Dデータは、Z-Anatomy(BodyParts3D をもとにしたデータ)を使っています。ライセンスは CC BY-SA 4.0 です。声帯の形と、すべての動きは Kasey Labs が付け加えました。Larynx Simulator で使っている3Dデータ(larynx.glb)も同じ CC BY-SA 4.0 で公開しています。